約60時間を非常用電源設備で乗り切った石狩データセンターの奇跡
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注目のコメント
この惨事を無事に乗り切ったということは、本当にすごい。
一般にデータセンターには48時間程度ガスタービン発電機を動かすだけの燃料が備蓄されていることは知っていたけれども、これを実際に運用できるのかどうかは、本番を想定した訓練が日ごろから行われていなければ到底無理だろう。
しかも、備蓄以上の長時間にわたる運転となれば、節約しながら燃料補給の手配を同時に行わなければならないわけで、なおさらだ。
僕は偶然にも本日、さくらインターネットの石狩データセンターを視察させていただく予定が入っていましたが、今回の災害対応のため延期になったため、次に見学の機会がいただける際には、今回のお話もぜひ聞いてみたいです。本当にすごい。大過なく乗り切ったこと、素晴らしいと思う。
下記は2014年の「北海道産業競争力強化戦略」という資料。そこにデータセンターの適地として挙がっている。気温が低いこと、また地震や台風といったリスク要因が少ないことが挙げられていた。
残念ながら今回、その期待値から外れてしまった。一方で、根本的な地理的な優位性は変わらないし、むしろ今回の経験を競争力の強化に一層つなげてほしい。「計画」ではなく、「実際」で止めずに走り切ったこと、そこからさらに良くできることも少なくないだろうし。
http://www.hkd.meti.go.jp/hokss/kyougikai3/data3.pdf本件、NHKが「不安を煽るような報道」をしたとさくらインターネット田中社長が残念がっていましたが、こうしてネットがきちんと掘り下げ安心させてくれる。TVがうかつに不安を煽り、ネットが安全弁になる時代に入ったのかなぁ・・