「くず債」避ける日本の弱さ
日本経済新聞
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> 「環境は同じなのに日本ではジャンク債が出ていない。」
ソフトバンク・グループの社債は、日本の基準で見ると投資適格です。JCRによる発行体格付はA-、劣後債の格付けは最低BBB+ or BBBだからです。
https://www.jcr.co.jp/download/d1c3c22aa64e2ae1026ecd2cee5b102d2ee1b30029575c1bae/17d0903_1.pdf
ですが、グローバルの基準で見たら、ソフトバンク・グループの債権(債券)は、いわゆる「ジャンク債」扱い。発行体格付けが、S&PでBB+、Moody'sでBa1であるためです
https://www.softbank.jp/en/corp/irinfo/stock/rating/ハイイールドではないが、その手前のBBB格付けでの社債が米国で増加傾向にあるという記事もあった。
https://newspicks.com/news/3258638
株も債権も、倒産リスクが顕在化しているときの投資はハイリスクハイリターン。
そしてなかには失敗があってもトータルの投資リターンが上がったとしても、顧客や社内に対しての説明コスト・リスクのほうが高く、それゆえ組織に属する個人として投資をしないことが合理的という現状もあると思う。
東芝の第三者割当に応じたのが海外投資家ばかりだったのが、その顕著な例だと思う。