堅調なアメリカ経済を待つ、景気後退の3つのシナリオ
2018/8/29
2020年にはほぼ確実か
アメリカの景気拡大が9年目に突入した。
あと1年続けば戦後最長タイだ。だが、拡大局面が永久に続くことはない。つまり、いつかは不況がやってくる。
問題は、その転機がいつ、何によって引き起こされるかだ。
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既に一部fed高官からは19年中の利上げ停止を求める声が出ている上、カーブはしっかりフラット化しています(要するに景気減速懸念あり)。先般のジャクソンホール講演でパウエル議長がニューエコノミーの可能性を指摘してインフレなき景気拡大の長期化を示唆したあたり、やはり現状にバブル懸念を抱きます。
FRBに任せていれば適温での景気拡大が期待できたのに、トランプ政権が余計な波乱要因を次々と作り出している構図。結局はトランプ政策次第なので、景気後退のタイミングが全く読めなくなってしましました。
いずれのシナリオになるにせよ、既にGDPギャップがプラスですし、長短スプレッドがかなり縮小してきてますから、あくまでこれまでの経験則では景気回復は終盤といえそうです。
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