[ニューヨーク 14日 ロイター] - 著名投資家ジョージ・ソロス氏が率いるソロス・ファンド・マネジメントが第2・四半期にフェイスブック<FB.O>やアップル<AAPL.O>、ツイッター<TWTR.N>の株式を取得する一方、アルファベット<GOOGL.O>やアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>の株式保有を減らしたことが、14日の証券当局への報告で明らかになった。

ソロス・ファンド・マネジメントはフェイスブックのA株15万9200株、アップル株5万4500株を取得した。

このほか、AT&T<T.N>、シェブロン<CVX.N>、TモバイルUS<TMUS.O>の株式を取得。イーベイ<EBAY.O>やエヌビディア<NVDA.O>、スナップ<SNAP.N>、ペイパル・ホールディングス<PYPL.O>の株式は売却した。

ブラックロック<BLK.N>の株式は60%近く買い増し、保有株式は1万2983株となった。

パンドラ・メディア<P.N>やセールスフォース・ドット・コム<CRM.N>の株式も買い増した。

一方、ネットフリックス<NFLX.O>、シティグループ<C.N>、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)<WFC.N>の株式保有は減らした。

ソロス氏はエネルギー関連株の保有も見直し、デボン・エナジー<DVN.N>とキンダー・モーガン<KMI.N>を買い増す一方、カナディアン・ナチュラル・リソーシズ<CNQ.TO>やウィリアムズ<WMB.N>へのエクスポージャーは減らした。