日本のロボットはなぜ“犬型”“猫型”が多いのか?
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現在、日本はアメリカに対し2戦1勝の戦績です。これ、何の話かと言えば、現在の世界各国の分野別ロボット開発力を例えたものです。産業用ロボットでは世界No.1の技術を持つ日本ですが、サービスロボットの分野では現在アメリカの後塵を拝しています。今、改めて世界No.1のロボットを開発するためには何が必要なのでしょうか。19年前、AIBOを発表して以来、遅れをとり続けている日本のロボット開発技術の逆転シナリオをすべてお話しましょう。
今回、大槻さんのインタビューに同席させていただき、大変貴重な経験となりました。
大槻さんのコメントの中で印象的なのは、「日本人の 99%は Pepper を知らない」です。
あくまで、Pepper はその場を動かずに応対することしかできないとのこと。Pepper は簡単な質問に答えることや、内蔵のカメラで顔を認証することで人物を特定することはでき、画像認識は AI の技術進歩とともにかなり進化してきています。
その一方で、”動き”はぜんぜんダメ。この部分のアプリ開発が進めば、今後、介護ロボットや身体の不自由な高齢者のかわりに家の中を巡回して家事をしてくれたり、買い物に行くことができる。
汎用性AIへの登場に期待。良く言われるのは日本人はロボットに対する受容性が高いということ.
農耕民族だった日本人はアニミズム.生物・無生物に関係なく,自然界のあらゆるものに固有の霊魂があると考える.日本で,ロボットアニメや,日常生活にロボット,チャットボットが受け入られ,本来モノであるそれらにも人格を見出し,礼儀正しく接するのはそのせい.
一方,欧米では一神教.無生物の物に命を授けることは神への冒涜と考える.フランケンシュタインもしかり,ロボットもそう.だから,「ターミネーター」「ブレードランナー」など劇画のなかでロボットやアンドロイドは,そこに神が宿っているようで気持ち悪く,また恐怖と排除の対象になる.
最近は日本人の意識も欧米化してきているし,ロボットの海外展開を考えるのなら,いきなり「人型」はありえないのでしょう.