LINE執行役員・葉村真樹氏が選ぶ、 キャリアを充実させるヒントを得た論文
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注目のコメント
ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー(DHBR)に「おすすめの経営学論文」ということで取材いただきました。
記事中にもあるように、私とDHBRとの出会いは米国留学中の四半世紀以上前のこと。当時の私にとっては週刊文春(笑)と並ぶ、コロンビア大学の東アジア図書館での愛読誌でした。
キャリアに影響を与えた、とありますが、今から振り返って考えてみたら、といった程度で、むしろ本当に私自身のキャリアに影響を与えた本を挙げるなら、本記事では触れてませんが、チャールズ・シュワブ創設者たちが書いた『クリック&モルタル』でしょうか。
ちなみに私が論文を読む理由は本記事中の以下の言葉に集約されます。みなさん、もっと論文を読みましょう(笑)。
以下引用
私を含め、現場で働く多くの人間は天才ではありません。しかし、古今東西の天才たちの考えを自分なりに咀嚼することで、思考を鍛えることはできます。また、それをみずからの血肉にまでできれば、天才の頭脳を借りながら思考し、行動できるようなります。過去の作品を含めて、こうした論文を読み続ける価値はそこにあると、私は思います。ドリルの穴、認知バイアス…。
今まで無意識に当たり前だと思っていたことが覆されるときのインパクトに出会うとココロの躍動がありますね。
今まで何をやっていたんだ? という気持ちも芽生えますが、それ以上に変化するきっかけをくれたことへの感謝の方が大きい。
最近だとティール組織とかファイナンス思考がそれに該当する気付きをいただきました。これは必読。
特に下記文は。
「知識は個人にとっても、また経済全体にとっても、“最も基本的な”資源」だと言っています。そのうえで「専門的知識だけでは何も生産できない。物が生産できるようになるのは、知識がタスク(仕事)に統合されたときだけである」