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アップル時価総額1兆ドル、ハイテク株に恩恵(写真=ロイター)

日本経済新聞
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  • Capital Partners Securities Co., Ltd. Chairman of the board

    ティム・クックがCEOに就任した時はアップルの時価総額は約3000億ドル。2年前は6000億ドルに倍増させながらもティムへの批判とアップルの成長神話の終焉論でメディアが騒がしい頃でした。私は以下のティムを擁護するコメントを出しました。アップルが囲い込んだ10億人の顧客から生まれるキャッシュフローから3倍の9000億ドルを予想しただけです。それが2年足らずで1兆ドル。株価は業績の正確な予想こそ全てです。


    以下は2016年9月16日投稿コメント

    世間はティム・クックCEOをカリスマ創業者の天才スティーブ・ジョブスと比較したがる。天才と秀才は比較できる対象ではない。秀才クックCEOは後継者としての責務を十分果たしている。既に就任時より時価総額の倍増を達成し世界一に、更に3倍増の9000億ドルを視野に邁進中。世界中で10億台に普及したiPhoneから如何に着実にフリーキャッシュフローを伸ばせるかが肝要。時計やメガネ型など様々なペリフェラルを発売するがあくまで本命はiPhoneでありそれをクックは愚直に進化させ続ける。FordのT型以来100年以上自動車が進化を続けているように。


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