三菱UFJ信託、融資撤退 信託事業に特化
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三菱UFJグループで機能分担するということでしょう。理にかなっている。
比較的大きな郵便局の中にゆうちょ銀行とかんぽ生命と日本郵便が入居するように、いずれ三菱UFJの統一ブランドの店舗に銀行、信託、証券が同居するようになるのでしょう。一見してわからなくても窓口ごとに会社が違うという具合に。シンガポールなど海外だけでなく、日本でも既に金融庁は横断的な金融規制体系の検討に入っています。
ここから徐々に業規制からリスクベース・アクティビティベースでの規制体系に切り替わっていく中で、企業の方も個々の機能のリスク・アクティビティに合わせてエンティティを組み替え財務基盤を構築しなおしていくという自然な流れかと思います。信託に特化するという観点で、ちょっと本論から逸れて…
記事にState StreetやBONYについて言及がある。これら2社はG-SIBs(世界の金融システムで重要な銀行)のバケット1(資本規制で+1%の要請を求められる)に含まれている。
金融システム上、重要であることは間違いない。ただ、投融資で儲けているわけではない。そのなかで、資本規制の対象となっていることに確か疑義を呈していた(状況は変わっていないが)。
①は米国OFR(Office of Financial Research)の米銀についての調査だが、信託銀行がSIB指定されている背景としては、代替不可能性(Substitutability)が高いため。
なお、信託特化に向けては長期的に目指していたのだと思われる。②のCapital Analyticsや③のRydex、そのまえにはButterfieldなども買収してきた。また1兆円規模での海外運用会社買収をしたい意思も表明をしている。
①http://bit.ly/1E5MBc8
②https://newspicks.com/news/1379229
③https://newspicks.com/news/1691880
④https://newspicks.com/news/2403627