[30日 ロイター] - 各種報道によると、米コーヒーチェーン大手のスターバックス(スタバ)<SBUX.O>と中国の電子商取引大手、アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>がコーヒー配達で手を組む見通しだ。

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は30日、週内に正式発表の見通しと伝えた。スタバはコメントを控えた。

スタバが前週に公表した第3・四半期(7月1日まで)決算は、中国の既存店売上高が2%減少した。前年同期の7%増から大きく落ち込んだ。

スタバは決算会見で、中国事業がアンダーパフォームしたと認め、北京や上海で今秋から配達サービスを始める計画を進行中と説明した。

市場では、アリババ傘下のネット出前サービス「餓了麼」との連携で、スタバの中国成長計画への後押し効果が期待されている。スタバは2022年までに中国の店舗数をほぼ倍増する目標を掲げる。

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