【小山薫堂】「くまモン」はこうして生まれた
2018/9/18
「熊本すごかばい!」
僕は「放送作家」以外では、「ゆるキャラ『くまモン』の生みの親」という紹介をされることが多いです。
ただし、当然ですが、くまモンは僕ひとりの発想で生まれ、ここまでメジャーな存在になったわけではありません。
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実は、水野さんがものすごい数の候補を描いてあれに決定した。「あれは全然『ゆるキャラ』じゃなかとばい」と、県職員筋から伝説として聞きました。のちに水野さんにも確認しました。
ここに出ているいくつかの要素(薫堂さんの見える目・蒲島知事の判断力・職員のやる気等)も大事だけど、たった一人の水野学さんのデザインセンスが、本当にすごいと思う。
こういう一言が次のプロジェクトを生みますよね。
2009年7月、九州新幹線の全線開業に向けた大キャンペーンを行うための「新幹線元年委員会」が結成され、僕はアドバイザーに就任しました。が、依頼を受ける交換条件として、県庁の職員にこう伝えたんです。
「熊本県民の意識改革のためのキャンペーンをやりたい」
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