日本企業の海外M&A、過去最高の12兆円 1~6月
日本経済新聞
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私は、この記事に掲載されているグラフを見て、違った感想を持ちました。武田薬品の案件を除けば、M&A金額は8年間ほぼ横ばい。それなのに、M&A件数は5割も増えています。つまり、1件当たりのM&A金額が小粒になってきました。これが何を意味するのかが興味あるところです。
企業が現預金を溜め込んでいる一因が、いざとなった時のM&A資金ということでしょう。ただ、最近は失敗事例が目立ってますので、少し慎重ぎみになっているかもしれませんね。
既にM&Aかオーガニックかという議論は
終わっており、統合政策(PMI)をいかに、
早く成功させるかというステージに移っています。
PMIというと、買収後の組織人事融和が中心と考えがちですが、
PMIの遅延により、計画利益が未達の場合、減損が発生
することを勘案すれば、
PMIの成否は、実は買収価格の多寡に、
大きく影響を受けるということを
理解しておく必要があります。
要は適切な買収価格設定能力が
一番大事だということです。
この週末の京都の「あすか会議」では
このことをお話したいと思います。