ベトナム「国産スマホ」続々、低価格武器に攻勢
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注目のコメント
この記事、概ね賛同だが、OPPOがAppleを抜き去るのに「わずか」5年って、この市場だと5年はめちゃくちゃ長いよ!5年前の2012年はまだスマホは出始めだったでしょ!
それはさておき、そもそも市場としてもそれなりに伸びていく東南アジアに産業集積が出来たわけで09年に携帯電話の組立工程を進出させた三星は先見の明があった。今では三星が作る有機ELの後工程もベトナムにあったりして、LGディスプレイもまた中小型ではベトナムに進出しており、今後も更にベトナムでのサプライヤー育成、産業育成、現地人材も育っていくだろう。
これらの要因の1つには中国の政府含めたカントリーリスクがあり、またもう1つの側面は東南アジアの人件費が中国に比べるとあまり上がってないことも挙げられるだろう。
アジア・オセアニア各国の賃金比較
http://www.bk.mufg.jp/report/insasean/AW20180510.pdf
三星とベトナムの関係については下記記事に詳しい。
https://vitalify.jp/app-lab/20171220-vietnam-samsung/
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/88b635330c98b19e/20160122.pdfDavidさんのコメントにあるように、こうやって産業集積が出来ていく。そしてさらにそこから自国で設計やキー部品の生産をどこまでできるか、さらには自国からブランド企業が作れるか。
日本も、韓国も、そして現在進行形では中国も通っている過程。SamsungのGalaxy S9、S9+は50%をベトナムで製造。リコールしたNote 7もベトナム。
『サムスンの新型スマホ、50%を越で生産 - NNA ASIA・ベトナム・IT・通信』
https://www.nna.jp/news/show/1731246
2016年にはシェア50%を超えていたと思うので、世界の潮流に合わせて考えると、Samsungのシェアは徐々に落ちていく。シェアが落ちた後も、ベトナムをSamsungのスマートフォン製造拠点として、重要な位置づけを保っていくのかが気になる。