【非公式】Newspicksピッカーが推薦する「夏の読書リスト」2018
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注目のコメント
こういうの嬉しいです!
自分は、「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」の三枝匡氏三部作!
小説仕立てで経営と現場の行き来をしていて、ワクワクできるし、読んでいて楽しく勉強にもなる。
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あとは、先日の会計特集も大好評で嬉しかったのですが、それでもうちょっと学んでみようと思ったら「財務3表一体理解法」(國貞克則)。
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経済という観点では「経済ってそういうこうとだったのか会議」(佐藤正彦・竹中平蔵)。
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もっとマニアックに行くと色々なオススメ本はありますが、専門外でまずは知るという観点では、読んでいて楽しかったり分かりやすい、こういった本がオススメです!「エビと日本人」
著:村井吉敬 1988年 岩波新書
世界一のエビ消費量の日本人。しかしその9割は輸入。
「エビ研究会」での調査を元に、エビを通じて食のグローバル化の光と陰を知る。「バナナと日本人」の続編的扱い。(2)もある。
「トラクターの世界史 - 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち 」著:藤原 辰史 2017年 中公新書
私の試算だと、耕す作業はトラクターによって人手の約500倍の生産性が向上する。トラクターの発明と導入によって、世界がどれほど大きく変わったのか。石油の世紀において、モータリゼーションの裏側にあるもう一つの歴史。
「教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化」
著: 竹内洋 2003年 中公新書
いわゆる「教養」なるものに対するある種のノスタルジアを含む解説。「暴走する能力主義」(著:中村高康 ちくま新書)も併せて読みたい。個人、社会にとって、学び・教育とは何か。能力とは、選抜されるとは。個人の競争を促しつつ、マクロの秩序を生み、変化の激しいグローバル時代に対応できる方向はどこにあるのか。ていうか文系とはなにか。
「日本の原子力外交 - 資源小国70年の苦闘」
著:武田悠 2018年 中公叢書
日米原子力協定の自動延長を目前に、今読みたい本。「電力と政治 : 日本の原子力政策 全史」(著:上川龍之進)も併せて読みたい。私の同世代(武田氏は35歳、上川氏は41歳)の研究者が原子力についてどのように捉えているのか興味がある。
「暴力の人類史」
著:スティーブン・ピンカー 2015年 青土社
政治体制も法秩序もLGBTも体罰もいじめもレイプも殺人も戦争もAIも、たいがいのことは暴力で説明できると思わせてくれる。残虐極まりない人類の暴力史をこれでもかと網羅している。
追記
元記事でボロカス書いたので責任を感じて一応書きました。
物理や数学や生物などの科学書は除いてあります。
「姑獲鳥の夏」をあげている方が複数いますが、夏だからですよね。
なんでも夏のせいにして、今日を乗り切りたいです。
追記2
一つ忘れていた
「仏教論争 -「縁起」から本質を問う」
著:宮崎哲弥 2018年 ちくま新書
日本のテレビコメンテーター・評論家として一時代を築いた宮崎氏が、意外にも初の単著書き下ろし。様々な分野を学んできた宮崎氏が最終的に伝えたかった事とは。これは素晴らしい!Hirotsuguさん、ありがとうございます!
マンガとコンクリートの論文しか読めない私がお勧めできるのは、ベタベタですが以下の2つ。
後は皆さんから勉強させて下さい!
「竜馬がゆく」著 司馬遼太郎
…男がどう生きるべきかを書いてます。
「燃えよ剣」著 司馬遼太郎
…男がどう死ぬべきかを書いてます。