アルツハイマー病にヘルペスウイルス関与か 米の研究班
NHKニュース
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注目のコメント
ヘルペスウイルスと言ってもhuman herpesvirus (HHV)6AとHHV7の関連が疑われているようですね。
一般に言うヘルペス、口唇ヘルペスや性器ヘルペスはそれぞれHHV1とHHV2、これらはoral sexの習慣とともに逆パターンもみられるようになっています。
6Bは子供の突発性発疹で有名です。6Aや7はほとんどの人が不顕性感染(ほとんど症状のない感染)か、7は2回目の突発性発疹なんてのに関与しています。いずれも9割以上の方が感染するので一概にアルツハイマーを発症するとは言えないのでしょうけれど。治療や予防につながるといいですね。
ちなみに3が水痘・帯状疱疹で、4がEBウイルス(キスでうつるのでkissing diseaseとか言われますね)、5がサイトメガロウイルス、8がRhadinovirusでCastleman diseaseなどに関連が言われていますがマニアックすぎますね。原論文
https://www.cell.com/neuron/fulltext/S0896-6273(18)30421-5
どの程度のデータが出ているのか知ろうと思ったけれど、複雑すぎてよくわかりませんでした。
サマリーにも相関係数もベイズファクターも載ってないが、「関与」がどの程度の意味を持っているのか。