日本企業はなぜ「お雇い外国人」に高額報酬を払うのか
コメント
注目のコメント
に、20年前の議論です。それも超守旧派の感情論。今更何を、という感じ。日本の経営者の報酬が低く、経営スキルも低い中で、終身雇用共同体の中での心理的支配で満足しているのが問題であり、それが改善されないまま多くの企業が沈没しつつあるわけです。
私は、多国籍化した企業が日本のGDPに貢献しなくなっているのは問題だと思います。その点では、もう少し経済ナショナリズムという感覚があっても良いと思っています。ですが、それは先端部分の人材が日本で定着するように規制緩和をして、日本の大企業がシリコンバレーなどでR&Dを進めるという愚を止めさせるとか、健全な方向での改革が必要だということです。
その改革を進める人材が、どうしても枯渇しているのなら、国際労働市場から調達するしかない、それだけのことです。ダイバーシティ。
経営層の同質化を憂う日経と異質な存在に文句を言うNewsweek。不思議な感じです。 なんとなく逆のイメージがあったので。
外国人にだけ高額報酬を支払ってるのではなくてグローバルレベルの経営の舵取りが出来る人にはきちんと報酬が支払われてることが今回のランキングでわかったんじゃないでしょうか。ソニーにしろ、TELにしろ市場は海外にあるわけでしょう。
つまり、グローバル企業の経営が出来る人材の育成、養成が全く間に合ってないままに日本企業はどんどん世界と伍して戦わなくてはいけなくなったということでしょう。
なので日本人でも外国人でもきちんと担当する領域のプロフェッショナルとして業務を執行できる能力があれば誰でも構わないということですよね。外国人を雇うもよし、日本人を雇うもよし。。。
あと、文中に豊田社長のことが出てくるけど、報酬でわざわざ会社からお金を受け取らなくてもいいと思っているわけでしょう。一体いくら資産あると思っているのか。なんというか感情を伴った結論ありきの文章だと思う。
そもそも、グローバル水準で比較したときに妥当な給与水準なのか。世界で勝とうとして、そのために人財が必要という意思決定をしたなら払う必要がある。
もちろん、人財が活躍できる環境を作る意思決定、もしくはそこ含めて作らせるという意思決定も併せて必要。そうでなければ無駄金に終わる。そして、それを妥当な人に支払っているのかの審美眼。
少なくともゴーン氏前後で日産の経営が良くなったのか悪くなったのかでは明確に良くなっただろうし、給与以上の付加価値創造はしているだろう。
それに、日本人経営者でも長期で企業価値を伸ばせていないのにずっとトップにいて、高給を得ている経営者もいる。