中国で大人気のTOTO「ウォシュレット+」は日本仕様と何が違うか
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便座や浴槽等は、日本だとBtoBビジネスですが、中国では基本的にBtoCビジネス。マンションをスケルトンで買って、自分の好きな住設や内装を施すのが一般的です。だから、顧客は見た目を気にするし、メーカーもtoCの販促施策を打ちます。
今後で言えば、記事中で触れられている新中産階級をどう捉えるかというのはとても大切です。それに加えて、当然この分野にもニューリテールの波は来ているので、オンライン/オフライン組み合わせた顧客の取り込みが求められること。また、徐々にではありますが単身者向けの住設据え付け型のマンションが数を増やし始めているので、toCだけでなくtoB市場も見ておかないといけなくなること、ですかね。
個人的には、健康管理系ビジネスとの結びつきが日本よりも早く起きるように感じていますし、そこに可能性があると思っています。ウォッシュレットは日本で生まれたもの。ただどんな製品でも模倣者が出てきて、日本にいるとそういう競合について知らないことが多い。というわけで、下記部分は今後のためにメモ。
生産量と技術は一定比例してくるので、低価格から入ってくるプレイヤーは現段階で技術差があっても、決して無視はできない。
『TOTO中国は、これまで最上位の富裕層(約1億人)に照準を定めてきたが、勢いに乗る中国メーカーのJOMOOやARROWなどの追い上げも無視できない。』
『とりわけ中国でブランド・イメージが高いTOTOだが、先に挙げた中国メーカーは勢いを増しており、さらにTOZOやTIOITIOなどの新興メーカーは、あからさまにTOTOのブランド・ロゴをまねるなどして参入した。製品の見た目は、そう変わらないが、価格は3分の1~4分の1に下げて新中産階級の需要の獲得に乗り出しているのだ。』ブラジル人も日本に行ったことがある人はウォシュレットには感動して帰ってきます。
中にはお土産として持ち込んで自分で設置する人も。
そろそろブラジルでも来そうだと思ってます。