リクルート競争率100倍のアルバイト
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注目のコメント
WEEKLYOCHIAIにも先日ご出演頂いた藤原さん。
今も第一線で、この記事に出てくる当時の藤原さんと変わらない、物凄い好奇心・探究心・コミュニケーション力に圧巻されました。。
自分もリクルートのHR事業部の後輩です。
ただ2014年に上場してからリクルートの風土は大きく変わったと感じています。
IRに影響を受けるガバナンス・組織再編、大量採用、管理型マネジメント、営業のマニュアル化に変わり、社員の自由度が減り、昔のリクルートではなくなってしまった。
「もう昔のリクルートじゃないんだよね。普通の人ばかり。自由に好き勝手新しいことを企てたりできる仕事も減ってマニュアル管理されてるんですよー。」
という話をよく内部にいる人から聞きます。
この記事に出てくる江副DNAリクルートに戻って欲しい!かくいう私もちょっとした短期アルバイトから囲われた一人です。学生時代に地元でいくつかの事業を起こし、何度か新聞で紹介されていました。それを当時リクルートに就職していた高校・大学の先輩が見つけ「めちゃくちゃ時給の高いアルバイトがあるよ」と声をかけてくれたのです。
事業を起こして新聞に載った、というと聞こえは良いですが、儲かってる訳はなく、時給の高いアルバイトという響きは当時は大変魅力的でした。
そのアルバイトは、「リクナビ」について学生目線で好き放題言う、という超絶簡単なお仕事で、2005年当時、確か2hで1万円だったと記憶しています。
その超絶簡単なアルバイトの後には、その場に参加している社員の方に必ず誘われ、お酒を奢ってもらいました。この本文にもあるように会議中でもお酒の席でも「山野くんはスゴイねー。学生から事業を起こしてやってるなんて!」と褒められるので当然悪い気はしません。すっかり「なんかいい会社だな!」と当時の無知な私は思ってしまったのです。
これらは全て、採用プロセスの一環だったということは入社してから知ったのですが、ここまで一人の採用にかけるリクルートは「採用のリクルート」言わしめて余りあるほどの会社だったと思います。キャリアに関わる仕事をしていますが、仕事を始めた頃、成功している方の多くが綿密な計画に基づいてキャリアを形成しているのかと考えていました。現実はそうではなく、目の前の仕事を懸命にやる中でチャンスを掴んでいる人がたいへん多いと気がつきました。
共通しているのは
•好奇心、探求心が非常に強くどんどん新しいことに取り組む
•単純な仕事でもやり方を工夫し差別化している
この記事の「ゼロスポ・アタック隊」における行動や日誌の感想はきっとその他大勢と差別化されていたものだったのでしょうね。チャンスを掴む原点を見られた気がします。