人工知能で都市を管理統制するアリババの試み、その裏側にあるリスクと「技術の倫理」
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注目のコメント
ちょうど先程、香港から車で深センに入国しましたが、同行者達は「これで中国に顔と指紋データを取られた」とブラックジョークを言いあっていました。
典型的なディストピア、という議論ですが、基本的には悪用リスクと利便性効用のバランスの問題でしかなく、どちらに極端によるのも良くないと思います。
記事にあるマレーシアについて言えば、未だにキッドナップ(誘拐)のある国、子を持つ親としての個人の意見は、利便性効用のほうが遥かに上回ると思います。セキュリティと効率化はデジタルが常に抱える課題。諸刃の剣だ。
しかし、都市の知能化は必然の流れ。日本ではスマートシティは省エネ偏重と行政や企業組織の縦割り構造からややつまらないものになっているが、アリババだけではなく、Googleがトロントで創ろうとしているスマートシティをはじめ、世界の スマートシティは情報ネットワークを軸にした、まさに神経回路網を張り巡らしたブレインシティに向かっている。日本ももっと生活者起点の都市再構築にトライするべきでは。
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