目的不在? 求められる働き方改革に必要な“腹落ち”
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日本企業の体質からして、いきなりあまり崇高な理念を掲げて働き方改革に乗り出しても、ついてこられない人が多いと思いますので、まずは目的不在であっても目先の残業時間削減に取り組むことから始めるのも方法論としてはありだと思っています。
一方で、その習慣づけが終わったタイミングで、次のステップを用意していないと、結局何だったんだとなるのは記事に記載のとおりかと思います。
その次のステップが削減できた時間を使っての知の探索であるとするならば、その部分まで会社が面倒見て知の探索の機会などを与えてあげたほうがいいのか、そこは各自に委ねたほうがよいのか、個人的には迷いがありますが、ほっとくと会社からまっすぐ家帰って終わりですとか、情報は日経新聞読むだけで十分というような人で溢れてしまいそう気もします。
そんなときはまずは帰りの電車の中でNP見てあれこれ考えてみよう笑私にとって働き方改革の目的なんて物凄くシンプルで“個々人が自分の幸せともっと向き合って生きる為“に他ならない。個々人の幸せの集合としての社会の幸せがある、そういう考え方。
この中で語られているのは”社会全体の幸せがあってこそ個人の幸せが生まれる“って考え方な気がする。競争力、付加価値を高めることが目的なのか、個人の幸せの上にそういった付加価値が生まれるのか。悩ましい。経営学的に言うと早帰りして知の探索をしてイノベーションにつなげる、が経営上の目的になりうるのでしょうし、経営としてもそうした期待を発信し続けることは重要です。
放っておくと早く帰れるから会社の同僚とばかり飲む機会は増えただけなんてこともありがちでしょう。何もガイドがないと意識的に社外のネットワークの接点を増やす動きができるのは一部の人で、かつ、そこで得た知をイノベーションにつなげられるかどうかは個人の力量は勿論、会社のカルチャー次第でもありますね。
そういった視点まで含めて考えると企業カルチャーそのものをアップデートする必要につながります。だからこそ本気で取り組む価値のあるテーマではありますよね。