シャープ、2千億円規模増資 財務正常化へ
日本経済新聞
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本件は銀行のDESで引き受けたA種種類株2000億円を消却するための増資ですね。
この種類株は議決権はありませんでしたが、配当が累積型で前期まで7%、
今期から8%に上昇するものでしたが、
この7月1日から普通株の取得請求権が発生するための措置と思われます。
引用
優先株を処理することで配当の負担を軽減する。
最終赤字が続いた17年3月期までは優先株の配当はゼロだったが、
前期は3年間分の約150億円の配当を支払うことを決めた。前期の純利益の2割に相当する。
優先株を買い取れば、将来の成長投資に向けた内部留保を手厚くできると判断したようだ。ホンハイ傘下で、危機モードから平時モードへの転換が進むシャープ。ついこの前まで経営問題に揺れていた姿とは隔世の感があります。シャープと単純比較はもちろんできませんが、日々の中小企業取材の中で感じるのが、民事再生法がうまくいくかどうかのカギを握るのは、信用力のあるスポンサーの有無ということ。規模の大小を問わず、再生を目指す企業にとって、スポンサー企業の重要さをあらためて実感。
これで、正常化する。銀行からの変な介入は避けて、本格的な成長へガバナンスが統一される。
これで形は整った。あとは中身だろう。
自主性に期待したい。