人が歩きたくなる再開発とは何か。真に豊かな都市を作る方法
飯田泰之(経済学者・エコノミスト)
波頭亮(評論家、日本構想フォーラム幹事)
團紀彦(建築家、青山学院大学教授)
島田雅彦(小説家)
西川伸一(AASJ代表理事、JT生命誌研究館顧問)
山崎元(経済評論家)
上杉隆(メディアアナリスト)
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残念ながら、対談を通して、いまいち都市のあり方やビジョンに対して、ピンとくるものが感じとれなかった。
都市は有機体であるというのはまさに、ジェイコブスの『アメリカ大都市の死と生』やアレグザンダーの『都市はツリーではない』(モダニズムに対するアンチテーゼ)からはじまる60年代のポストモダン、そしてその後のメタボリズムの流れですが、そこから50年近くを経て、都市のあり方に対するビジョンは進化したのか。
経済成長や人口増加の中で都市の物理的な「密度」への対応が前提だった時代から、より心理的な「密度」が重要になってくる時代へのパラダイムシフトにおいて、都市はどうあるべきか。
もっと、社会的なエコシステムの話や、都市と農村を一体的にとらえた「領域」(イタリアでいうと「テリトーリオ」という概念)が語られるとよかったのではないかと思いました
ごちゃごちゃした場所と聞くとなんとなく地元の赤羽や東十条だったり、それ以外だと下北沢、三軒茶屋あたりを思い浮かべていました。二子玉川駅の話はすごいよく分かりますねwなんだろうなあの感じ!
僕の中では「モノが買える」「近くに自然がある」の2要素がすぐ側にあって、次にそこまで近い距離感ではないんだけど「遊べる(飲みに行けるとか)」「働く」場所が割と近くにある街は、人が住みやすく感じるんじゃないかなーと思っています。代々木上原とかあの辺はそんなイメージ。
「ツルツルとした大きな建物ができると、街はつまらなくなる」
すごいわかるな。それでとことんル・コルビュジエっぽい型を追求するならばまだ良いと思うのだけど、駅前にとりあえず大きな建物を建てて、お店を集約して、周辺にその土地らしさも感じない、つまらない風景の街が多い気がする。
また記事にあったとおり、駅前ビルは賃料が高いから、見慣れたチェーン店ばかりが入る、やっぱりつまらないってのもまさに感じるところ。
目先の経済合理性だけ考えて開発とか言っちゃうのはもうほんとにダメなんだなって。こういう分野はよくわからないけど、それぞれの土地の魅力がちゃんと表現されるまちづくりっていうのを増やしていかなきゃいけないんだなって思う。
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