日経平均は3日ぶり反発、米株高・円安基調を支えに買い戻し
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日経平均株価、TOPIXともに3営業日ぶり反発。東証1部騰落銘柄数は値上がり1,146/値下がり840と買い優勢。業種別では上昇26業種/下落7業種。水産・農林業、石油石炭製品、ガラス土石製品、非鉄金属、保険業が高く、鉱業、倉庫運輸関連、小売業、空運業、情報・通信業が安い。東証1部売買高は14.7億株。東証1部売買代金は2.3兆円と30営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は朝方から午前半ばまで110.3円台の小幅なレンジでもみ合い。その後一時円が買われ、11:30に110.05円。以降は午後にかけて一転して円が売られ、15:30時点で110.50円。
日経平均は寄り付き22,820.62円、前日比+103.39円。前場寄り直後から前場引けまでは概ね22,800-22,840円のレンジでもみ合い。前場中頃に日中安値22,799.16円(10:57)。後場に入ると、寄り付きから上げ幅を拡大。後場中頃から終盤にかけては概ね22,860-22,880円のレンジでもみ合い。後場終盤に22,887.03円(14:41)。終値は22,838.37円、前日比+121.14円。日中の高安値幅約87円と小幅なレンジでの推移。日経平均+0.53%、TOPIX+0.45%、マザーズ+2.25%、REIT+1.08%。
1日値幅100円以下で安定的にプラス推移。業種別には7業種を除き上昇、幅広い業種で上げている。
個別では第一三共+5.29%、大日本住友製薬+4.56%と大きく上げている。適時開示は特に出ていないが、昨日の阪大のiPS細胞(①)の関係だろうか(昨年8月に第一三共は阪大ベンチャーのクオリプスに出資、②)?ただ昨日の後場は反応しなかった。大日本住友は昨日から上げていたが今日も継続、今年3月にiPS医薬品の商用生産施設を世界で初めて完成させている(③)。
①https://newspicks.com/news/3030563
②https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006684.html
③https://newspicks.com/news/2857768