地方ドラッグストアのヘルステックにみる新マーケティング術

2018/5/8
NewsPicksは、J-WAVE「STEP ONE」(毎週月~木 9:00~13:00)と連携した企画「PICK ONE」(毎週月~木 11:10~11:20)をスタートしました。
昨日5月7日から17日まで、「PICK ONE」が富士通とコラボレーション。この期間は、AIやIoTといったテクノロジーやオープンイノベーション、働き方改革に精通するプロピッカーが登場し、旬のニュースを取り上げて解説します。
8日は、電通マクロミルインサイトCDOの本間 充(ほんま・みつる)さんが出演。
5月17日、18日に開催される「Fujitsu Forum 2018」では、トークセッションを行います。詳細はページ下部よりご確認のうえ、ぜひご来場ください。
本間さんは、電通マクロミルインサイトのCDO(最高デジタル責任者)として、さまざまな企業のマーケティングの支援や、マーケティングのデジタル化を支援されています。
今日は「地方ドラッグストアの戦略がマス広告を遺物にする?」(ITmedia)を題材にお話いただきました。

本間さんへの質問

Q1. 注目すべき点は?
A. 東北を中心に展開しているドラッグストア薬王堂が来店客に向けて、血糖や脂質、肌状況など、8項目の健康チェックを無償で提供するところです。また、健康チェックによって集めた健康状態のデータをマーケティングに活用します。これまでよりも、各店舗の来店客に合う商品を陳列できるようになるのではないでしょうか。
Q2. 商品の認知度によってコミュニケーションをどう分ける?
A. 認知度がある商品はマス広告が必要でない場合もありますが、認知度が低い商品は店頭でみても購入しにくいですよね。新商品などの認知度が低い商品は、テレビ広告やラジオ広告などが大事になります。そう考えると、マス広告は残り続けると思います。
Q3. マス広告は費用負担も大きいです。資金力があまりない企業では、どういう宣伝方法がありますか?
A. 最近では、大勢に売りたい商品よりも、1万〜10万人ほどに売りたい商品が多いように感じます。リーチしたい人数が少ない場合は、フェスティバルにブースを出すなどのリアルイベントや、ソーシャルメディアのような口コミネットワークを使った広告と相性が良く、今後も増えてくるのではないでしょうか。
今回のニュースをはじめとした北川さんのコメントは、ぜひ以下からチェックしてみてください。

「Fujitsu Forum 2018」にてトークセッションを開催

5月17日、18日に開催される「Fujitsu Forum 2018」では富士通×PICK ONEがコラボレーションし、STEP ONEのMCとゲストでトークセッションを行います。事前にお申し込みのうえ、ぜひご来場ください。
【トークゲスト】(予定)
5月17日(木)15:00-15:45 玉城 絵美(H2L 創業者)
5月17日(木)17:00-17:45 山崎 俊彦 (東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 准教授)
5月18日(金)11:00-11:45 北川 烈(SmartDrive 代表)
5月18日(金)13:00-13:45 本間 充(電通マクロミルインサイトCDO)
お申し込みと、プログラムや展示の詳細、タイムテーブルはこちらからご覧いただけます。「共創」を多角的な観点で考えビジネスのヒントを得る場、ぜひともご参加ください。
5月9日は、東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 准教授の山崎 俊彦さんが出演予定です。こちらもお楽しみください。
【番組概要】
放送局: J-WAVE 81.3FM
番組タイトル: PICK ONE
ナビゲーター: サッシャ、寺岡歩美(sugar me)
放送日時: 毎週月~木曜日11:00~11:20(ワイドプログラム『STEP ONE』内)
番組WEBサイトはこちらをご覧ください