人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。
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脳の構造からして当然のこと。
前頭前野が担う推論過程は反応が遅いので、瞬間的に処理を行う大脳基底核の「価値判断」の後追いの自己正当化となることが多く、論理が直感を軌道修正するのは稀にしか起きない。(個人差がある)
私も何人かの経営者に最大の経営課題を率直に言ってくれと聞かれ、ついうっかり「あなたの存在です」とホンネをもらしてしまったが、当然ながら私自身が拒絶されて終わってしまった。(これらのケースはあまりに酷い経営者の話で、苦しめられている従業員を思いつい言ってしまった)
ストレートに言ってはいけないのは優しさの問題ではないが、まずは相手に味方だと信じさせることが重要。話の内容より関係性と文脈。
「メッセージ」とは事実でも論理ではない。自分にとって不都合な真実が突きつけられたとき、それを受け入れるかどうかは、第一次集団(家族や親友)の安定性によるのだろう。承認欲求への依存は人間を不幸にするのだが、それは承認欲求が満たされないときに起こるという「出口のなさ」がヤバい。
大場さんのコメントに重ねると、脳のわずか5%しか意識的な思考に使われず、70%が無意識的な思考にある。それゆえ直感の効率が極めて高い思考体系になっているし、その直感と反することへの対応が苦手。
自分の感情を意識的に理解したい。そのうえで、ファクトに対して、あとはほかの人の意見が違うときに自分の感情に対して冷静でいたいなぁと。
https://newspicks.com/news/2866316