フリップカート:取締役会がウォルマートへの株式売却を承認-関係者
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注目のコメント
連休明けだからですかね、原文内容は3日前のこちらの記事と一緒で進展無しですね。コメント転記しておきます >> https://newspicks.com/news/3003385?ref=user_143212
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Snapdeal没落後、インドの総合ECは完全にフリップカートとAmazonインディアが2強化しています。
フリップカートはインドでダントツ最大のITスタートアップであり、中国を除く全新興アジアにおいてもそうです。故にその最終エグジットとみられる今回のイベントは、新興アジア地域のスタートアップエコシステムに対して、ひとつの大きな示唆となります。特に激しいファンドレイズ競争の末に何が起きるのか、という点においてです。
同社の場合、Amazonの対抗たるレガシー勢力、世界最大のオフラインリテールであるウォルマートがそのエグジット先となる事でほぼ確定的というこの報道です。
ウォルマートは時価総額ではAmazonの1/3程度ですが収益ではAmazonより上です。Amazonの株価収益率が300倍もあるためです。
今回のディールはTigerやソフトバンクVF等の既存株主からの買取を中心に行われますが、マネタイズが難しいアジアの総合ECでは今後とも膨大な投資が必要です。それに対するコミットメントゆえWalmartとしては思い切った決断です。75%子会社との事にて、今後の上場という選択肢もほぼ無いでしょう。
創業経営者のビニー・サチン バンサル両氏とは私は共同投資ディールもあり、何度か会ったことがありますが、ジャックマーのような情熱タイプとは正反対の、内に秘める闘志を持った頭脳明晰タイプの人物です。当面は経営続行するのでしょうが一旦はエグジットという形になった後、今後の彼らにも注目したいと思います。正確なデータを待ちたいと思いますが、ビジョンファンドはしっかりリターンの出る案件なのでしょう(試算ですが60%くらいマークアップされたの推察します;間違えているかもしれません)。ただ、本件後インドのECの2強はともに非公開企業となり、この市場に再度根を張ることは難しくなります。ソフトバンク本体の投資であったらどうなったのか、気になりました。