ホテルを家に 空き室シェア 日本人起業、料金3分の1
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先日、サンフランシスコでラーメンD2Cのスタートアップ立ち上げに奮闘するHiroくんのブログをピックしましたが、彼のブログの中にも登場した内藤くんの記事です。
Hiroくんと内藤くん、そしてKiyoの3人は、20台、30代の若手でシリコンバレーのスタートアップとして真正面から事業立ち上げに取り組んでいる稀有な日本人起業家です。
内藤くんの事業も、当初はAirBnB向けのHotel Tonightのような内容でしたが、それが頓挫してからも粘り強くピボットを続け、今も奮闘中です。不慣れな環境の中で、事業に挑戦している姿には大変感銘を受けます。
例えばAnyPlaceでのホテルへの営業は、帰国子女でもない内藤くんが一件一件電話して獲得しています。電話一つで得体の知れないサービスの導入に応じるアメリカ人のカジュアルな「やってみなはれ」精神も面白いですが、こうした地道で泥臭い活動をコツコツやってる内藤くんのガッツがすごいなと。個々の行動自体は誰にでもできることだし、「この人だからできる」なんて類のものではありません。ただ、それをやりきっているのがすごい。出来ない言い訳を探す前にとにかく飛び込んでいるんですね。
Hiroくんや内藤くん、Kiyoの事業が成功するかどうかは不確実ですが、飛び込まないことには何も起こらないことは確実です。
様々な面において、事業立ち上げの難易度は、シリコンバレーよりも日本の方が圧倒的に低いと感じます。シリコンバレーとは言わずとも、せめて日本国内で、より挑戦の種が増えてくると良いですね。
https://newspicks.com/news/2989832/
Disclaimer:なお、内藤くんの会社が個人の出資先であることをお断りしておきます。エアビーの逆、ホテルを家にするサービスAnyplaceについて日経MJに寄稿しました。日本を離れてサンフランシスコで起業した内藤くんに話を聞かせてもらいました。
サービス利用者の3割が、本当に家代わりとして住んでるらしいですよ。もちろん内藤くんも定住を持たずAnyplaceでホテル住まい。所有しない時代、コミットしない時代を感じる話でした。