世界一孤独? 日本の中高年男性が絶対無視できない「悲しき未来」
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自分もオッさん世代で、チョットだけコミュ障で、この世代の多くの人たちと同様にかつて仕事ばかりしてきたから、孤独の真の理由がわかるような気がしますよ。
それはこの本にあるような、動物学でも進化論でもジェンダー論でも武士道でもなく、多分もっと簡単な理由です。
それは私たちが「たったひとつの仕事にしがみついてきたから」です。
自分が、社会で生きていくためのスキルはひとつしかなく、それ故にひとつのコミュニティでしか生きていくことができないからです。
だから、歳をとってそのコミュニティからはじき出されてしまったら、もう生きていく術と同時に、社会性そのものを失ってしまうのです。
きっとそのことを社会が薄々感じ始めたからこそ、最近働き方改革だとか、副業だとか、多動力だとか、そういうワードが社会に受け入れられるようななってきたのだと思いますよ。
だからこそ。私自身は孤独をさせるたったひとつの方法は、ひとつでも2つでも、仕事以外にもうひとつのスキル、手に職(必ずしも職業である必要はない)をつけることだと思うのです。資産のポートフォリオも大切ですが、それ以上に大切なのは役割のポートフォリオだと思います。妻にとっての夫、子供にとっての父親、ペットにとっての飼い主、会社における社員、習い事における生徒、老人会におけるメンバーなど居場所や役割は我々に存在意義を与えてくれるため自己肯定感を高める方向に作用します。
逆に役割がゼロになると自分が生きてても死んでても誰も何とも思わないのではないか、という疎外感や孤独感が生じるため自己肯定感が急激に低下していきます。そうして自己肯定感がゼロになると生きていけなくなるか、または認知症などの精神疾患により脳をマヒさせ心を守るしかなくなるのだと思います。自分自身をたよりとして生きよう!
まずは家事(料理、洗濯、掃除など)をお勧めします。
料理・・・いわゆる典座です。典座は禅宗では高い位です。
洗濯・・・清潔感に欠かせません。おしゃれへの第一歩。
掃除・・・いわゆる5S。製造業の基本です。
家事ができると、仕事が更にできるようになりますし、仕事ができる人は、家事もできるはずです。
きちんと仕事をして、きちんと生活する。
自分自身をたよりとして生きよう!
「自灯明・法灯明」です。
<参考>
http://www.zen-essay.com/entry/jitoumyou