スバル、検査不正は「組織的」=903台で改ざん、国交省に報告書
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27日 17時~、スバル本社での吉永社長会見に行った。
吉永社長は記者からの質問に何度も「組織の体質で起こった、あってはならないことである」「組織の体質を変えるのは極めて難しい」「それでも、必死で組織改革を進める」と強調した。
会見での私の受け止めとしては、組織とは言っても、具体的には「生産現場」の組織改革が必須であり、開発や営業などの分野と生産とは、これまでも「距離があった」のだと思う。
これは、どの自動車OEMでも共通の課題だと、私は認識している。
生産のIoT化という「名ばかり改革」ではなく、社内のホワイトカラー・ブルーカラーの、真の意味での融合が必要だと、
強く感じる。
注目のコメント
抜き取り検査の結果に一定のバラつきがあるのは当たり前だが、担当者は基準値を超えてはならない、バラつきの説明が困難という改ざんの動機があったようだ。
バラつきは社内品質基準の枠内であるし、型式制度のレッドゾーンを越えたものも存在しない。そんなものを組織ぐるみで改ざんする動機は無く、如何にも「お粗末な現場」であったとことに尽きる。
これを機にSUBARUは襟を徹底的にただし、これまで以上に素晴らしいクルマを届けてほしい。〈追記〉
今回の問題は自主的な検査であり、品質には問題ないとのお話です。
恐らく実質的にユーザーが不利益を被る事はないでしょう。
問題の本質はソコじゃない。
この問題の本質はスバルという会社のガバナンスが欠如しているという事です。社内規定を守らないような風潮が組織的に存在している。
見方を変えると、会社経営に関してトップの戦略や施策が末端まで反映しない可能性があります。会社を運営する上でリスクがあるという事です。
組織的なガバナンスの欠如をどうフォローするのか。
経営陣にはその改善策が求められます。
「検査を自動化して改ざんできなくしました」とか言うような改善策を出してきたら、それまでの会社です。経営陣がわかってないという事です。
〈完〉
なんで不正したのか、ソコを知りたいですね。
ちなみに不正が組織的な理由じゃない事なんてほとんどありません。
抜き取り検査でしょ?しかも自主的な。
ソレで改ざんするって事は、
「大した検査じゃないけどライン対抗運動会」的な競争があって、
シャシダイ上でクルマ走らせてアクセルテクニックを披露。
ココでの勝者が本番の排ガス燃費測定時のレギュラードライバーになれる、とか。
排ガス検査は温度湿度圧力の雰囲気パラメータ依存が高いので、補正をチョイチョイっと言うのはアリ。温度5℃位は誤差でしょ、とか。
そう言う排ガス検査運動会のルールがどんどんローカルルールになって収集つかなくなってた、とか。
あれ、なんの話してましたっけ?汗悪質の改竄とは思っていません。
日本国内で販売する車は、出荷する前にもう一度全面検査するという法律は、公平性に欠き、辞めるべきです。
そのような法律さえなければ、車メーカーの改竄問題を一挙になくします。