南北首脳10年半ぶり対面 金正恩氏初めて韓国側に
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注目のコメント
金正恩委員長は恐るべき演出家ですね。
若い頃散々なことをしてきたワルが、改心してちょっといい行為をすると、普通の人と比べとてつもない善人のように取り上げられるのと同様、人の感じ方、見せ方というのをよく分かっています。
又小道具の使い方も上手い。
彼にとって、水爆も大陸間弾道ミサイルも、自分を高く売るための、ある種の小道具であり、それは今回の首脳会談、特にわざわざ少人数だけを連れて国境を徒歩でわたり、衆人凝視の中、60年間敵地だった場所で、劇的な会談に臨むという感動的な演出もその1つでしょう。
問題は、その演出に揺さぶられて、彼とその国を最高値で買うのはどこかと言うこと。
それは当然韓国でも、日本でもなく、間違いなく中国か、アメリカです。
両国を天秤にかけて、最大限の援助と最大限の安全保障の確約を引き出そうとする金正恩の壮大な舞台は、ついにクライマックスを迎えたと言えそうです。
さて、この東アジア最大のセリを落とすのはアメリカか?中国か?
果てまたその結末はハッピーエンドなのか、或いは悲劇なのか、喜劇なのか?
今後の結果を注視しましょう。核については、実は北朝鮮側の設備がかなり老朽化にきており、そのタイミングだからこそ…という話も出てきてます。核については何度もえ?なことがありましたし、どうなるか注目です。
そして平和条約の行方も注目かと。今朝の文化放送で、共演者の鈴木ビンさんが韓国は実は休戦協定にサインしてないことを仰っており驚きました。ちなみに、過去に板門店に行ったことがあるのですが、リアルにザ小屋という場所でした象徴的なシーンではあるが、実質的な交渉は米朝首脳会談に委ねられるのだろう。文大統領と金委員長は親子ほどの年齢差がある。お互い何を思うのだろうか。