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どこの研究室もそうだと思いますが、長期的な視点で研究を行っています。私の場合、寿命を迎えるかもしれない30~40年先か。10の研究で8, 9は無駄になっても1, 2が活きれば良いと。例えば、小型無人航空機はここまでくるのに15年かかった。その間に多くの会社と共同研究してきたが、途中で撤退していった。大学ってそいうもの。
また、我々は自分の研究が広く一般的になるのを望んで研究している。いわば、今の仕事が自分の手を離れ、汎用化されることを目指している。これは、自分で自分の首を絞めているようなもの。私自身、今所属している「航空宇宙工学専攻」を早く潰して無くしたいと思っている。「自動車学専攻」が無いように。
楽しい連載でした。最後はやはり、研究哲学のお話に。

大学を卒業して企業で研究開発をするようになって強く思うのは、大学は、目の前の役に立ちそうなことには手をつける必要なし!そういうある意味儲かるネタは、僕ら現場がやった方が早いし的を外さないから。
グーグルはマーズショット(最近はムームショットだと足りないらしい)と言っているけど、アカデミアには、新しい銀河を見つけるくらいのショットを打ってほしいと思っています。

役に立つかどうかの評価の際には、時間軸の概念が重要です。関根先生や、コメントで土屋先生が書かれているように、100年後、とか、30-40年後、と、目指しているタイミングを数字に表せる研究者の方々は素晴らしいと思います。スパンが長すぎて、なんのコミットにもなっていない、という批判はあるかもしれませんが、確実にご本人たちにはロードマップが見えている。(たぶん)
変化の激しいITの分野において、ザッカーバーグが個人情報関連の手当てに三年かかる、と発言していましたが、それと同じような感覚なんじゃないかと勝手に想像しています。


ところで、理系の研究室にジャレドダイヤモンドの本があるだけで入山先生が絶賛されているのは、むしろなんか悔しくなりました。笑
僕らもフラスコな向き合うのと同じくらい、社会と向き合うべきだと考えています。今回、触媒の説明をしたら、「人と人の関わりと似てますね」というコメントをもらいました。実際は、同じ部分もあるし、全然違う部分もあります。でも、言われてみれば、僕ら化学者は化合物と社会の振る舞いの共通点やの違いを楽しめて、そこから学べるというおトクな立場で社会を見れるんですね。そういうことにも気づけた、貴重な連載でした。
ありがとうございました。
研究開発はとても大事な一方で、それは産業、ビジネスに応用することができて初めて価値を生み出すとも言えます。

飛行機で有名なライト兄弟は偉大な発明家であり先駆者ですが、飛行機に何百人もの人を乗せ、料金をとってビジネスとして成立させた人がいるからこそ、ライト兄弟の功績はさらに輝くものになっていると思います。
この連載について
政治、歴史、遺伝学からAIまで、各学術分野の研究は、ビジネスにも有用な知見を提供する。しかしその最先端では、むしろ「わかっていないこと」の方が多いはずだ。そこで本企画では経営学者・入山章栄氏が、各分野の最先端の研究者と対談。それぞれの学問はいま「どこまで何がわかっていて」「逆に何がわかっていなくて」「ここから何をやろうとしているのか」を議論し、「知のフロンティア」からビジネスパーソンが学ぶべきことをあぶり出していく。