[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで米アップル<AAPL.O>のティム・クック最高経営責任者(CEO)と会談し、通商問題について協議した。

クック氏は大統領執務室でトランプ大統領と個人的に会談。カドロー米国家経済会議(NEC)委員長とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とも協議した。

トランプ大統領は、中国との貿易戦争を回避するため同国に代表団を派遣する用意を進めている。米中の貿易戦争は、アップルをはじめ、中国で製品を生産する多くのハードウエア企業にとって痛手となる。

ホワイトハウスによると、会談は数週間前から計画されていた。ホワイトハウスの当局者は、会談は「良好」だったと述べたが、政府もアップルも協議の内容は明らかにしていない。

トランプ大統領はこれより先、クック氏との会談を楽しみにしているとツイッターに投稿。「米国が多くの国から長年にわたり貿易で不公平な扱いを受けてきたことも含め、多くの問題について話し合う」としていた。