【哲学】謙虚に臨む。移民のルーツが私を強くした

2018/4/15
日本初の外資系生命保険会社として営業を始めたメットライフ生命。
世界最大級の生命保険会社、メットライフ(MetLife)の日本法人は今年、45周年、本拠地の米国は誕生から150年という節目の年を迎えた。
今ではグループ全体の収益の2割以上を稼ぐ日本市場、その指揮をとるのがサシン・N・シャー(Sachin N. Shah)氏だ。
オフィスを訪れまず驚いたのは、明るく開かれた空間だ。保険会社というよりIT企業にイメージが近い。
「他と比べて最も“らしくない”保険会社でしょうね」
働く空間の抜本改革は、シャー氏がCEO就任時に発表したものだ。
インタビュー後半はインドから移民として米国に渡ったシャーCEOのパーソナルヒストリー、そして今につながる経営哲学に迫る。