「耳で聴かない音楽会」ってなに?テクノロジーが実現する、聴覚障害がある人もない人も一緒に楽しめる音楽体験
soar
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ろう者の場合は手話という独自の言語群(手話にもいくつか種類がある)があり、障害の中でも独特の文化圏を作っている。もちろん後天的か先天的かでも異なるが、そういう意味では文化圏としては異なる、という前提が大事。これは障がいの中でも聴覚障がいの特徴であり、ほかの場合はここまで強いコミュニティーにはならない。
逆を言うと、その前提を乗り越えていけるのが、音楽やリズムだ。落合のこのジャケットはその意味で非常に良い。身体性を持って音楽を体験できることで、文化を超えていける。音楽といえば耳から入るものなので、「音楽を楽しむ」行為は聴覚障害がある人とは共有しづらかった。でも、音楽を耳以外のところから楽しむ「音楽を着る」という発想は、テクノロジーならではなのかなと思います。
よくあるみんなで踊ってリズム楽しみましょーみたいなのは、それなりにみんな想像つくんで飽きる。
でも「音楽着るの?どういうこと!?」と、聞こえる人が興味もっちゃうような取り組みなのがよい。そして聞こえない人も日本フィルのような場所へのハードルがさがる。
日本フィルのような多くの音楽好きが訪れる場にこういう仕掛けがあるのがすごく大事だし、これが共生社会の日常性だと思います。
おっちーぐっじょぶ。