破綻後最大の負の遺産、JAL植木会長が初めて明かした事実
日経 xTECH(クロステック)
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注目のコメント
「靴に足を合わせなさい」という言葉がとても印象的。
航空会社のシステムに限ったことではないと思うが、パッケージがあるのは、様々な会社が事例を重ねて最大公約数があるから。各国・各企業での特殊事情もあるだろうが、一方でベストプラクティスに自社業務プロセスを併せていくことも必要。
併せて、投資の意思決定・モニタリングについても現実が伺える。意思決定にNPVは必要だが、前提は変わるし、NPVマイナスでもやらなくちゃいけない案件もある。そして「信頼しろ、でも信用するな」という言葉もその通りだと思う。ここは稲森式経営の「ダブルチェックの原則」とも親和性が高かったのだろうと思う部分。一緒にやる相手を信頼しているが、ダブルチェックが必要な仕組みを作っておくことで、牽制がしっかり効く。会社更生法を申請した2010年1月19日の翌日からJALにお邪魔し、再建の道を歩む中で少しだけ関わらせていただきました。当時、再上場に向けての内部統制再構築をミッションとし、その際にこの記事に出てくるJALCOMとかチェックイン管理を行うJALPASといったシステムについて評価していたので、懐かしい気持ち一杯です。
今や、新しい仕組みが導入済みとのこと。感慨深いです。デコレーションの方が簡単なんです。例えば5枚の資料を作ってきた人に「10枚にしろ」と言ったら、あっという間に増やせます。でも5枚に厳選してきたはずの資料を「1枚にしておいで」と言ったら、これは悩みますよね。悩むんですが、5枚を1枚にできるようであれば、その人の感性は研ぎ澄まされている。事の本質が分かっているからこそ1枚にできるわけです。