小遣い稼ぎに大人たちが寄ってくる。エイベックス設立

2018/7/18

大手参入にビクビク

上大岡の貸レコード店は、笑っちゃうぐらい儲かりました。

一月の売り上げは2500万円になっていて、仕入れなんて20％いかないぐらいですから、どうしちゃったのと言うぐらい儲かるんです。そして、その分をまたCDの仕入れにどんどん使う。それがまた借りられて儲かっちゃう。

でも、不安も大きかった。

ひとつは上大岡駅周辺の再開発計画です。これが進み出すと、店も退去しなければならなくなる。

もうひとつは、大手企業が貸レコード店は儲かる、税金対策になるということに気づいて、参入を始めていたことです。

近所に大手が参入してきたら、ウチなんかひとたまりもないと怯えていましたね。商店街に空き物件が出ると、貸レコード店ができるんじゃないかとビクビクしていました。

コメント

注目のコメント

• 末崎 正展

  オフィススエザキ 作詞家

  ・2018年07月18日

  輸入盤というのは国内盤と違い
  定価販売を前提とする再販制度の適応外商品
  非再販商品ですので、当然自由価格になります。
  
  松浦さんのおっしゃる通り、既にブランド力の
  ある有名アーティストの新譜は、輸入盤であっても
  ほぼメジャー発売という事もあり市場価格に差異はありませんが、
  ダンスミュージックの様に海外のインディで制作製造される場合が
  多いモノは、DJ的センスを持った専門家で無いと中身の価値は
  サッパリわからないので、ある意味、値付けの市場評価基準も無く
  低価格で、取り敢えず販売されている場合が多いのです。（日本語が一切表記されていないので当然といえば当然ですが、）
  
  其れをセレクションし、買い付けするバイヤーとしての
  目利き力と、更にその作品を魅力的に仕立てる日本語での
  キャプション文章力で、30％上のせした金額で卸せるビジネスの原型を作った訳ですから矢張りパイオニアですね。
  
  好きな事が、専門家として、セレクター、コメンテーターとして、
  市場を独占できるブルーオーシャンの発見者となった実話の好例ですね。
  
  其れを更に拡大させたコンサルタントの人も、先述のオーナーさんと同じで松浦さんにフォーカス出来る目利きが良い方ですね。
• 針生 康二

  株式会社アトラエ

  ・2018年07月18日

  コンサルの人…序盤、怪しさ満載で文章読んでましたが、優秀な方だったんですね笑
  
  「ただ、そのコンサルの人は優秀で、営業をして本当に卸先を200店舗に増やしたんです。それだけじゃなく、レンタルレコード組合と交渉して、代行社10社に卸せるようにしてきて、全国6000店舗の貸レコード店からの注文を受けられるようにしてしまったんです。」
• 豊崎 悟

  茨城いすゞ自動車株式会社 代表取締役副社長 兼CRANカンパニー長

  ・2018年07月18日

  zozoの前澤さんもそうですが、以前は音楽のニッチに詳しい人って重宝されましたよね。クラスでも人気出ました。今はspotifyとかyoutubeとかあるし、そういうのって学校ではあまりないのかな？どっちかというと、音楽の楽しみがライブに行っている。面白いライブどこーみたいな感じでしょうかね？