【落合陽一】ワーク・アズ・ライフ時代の就活論

2018/4/9
「東大・早慶の就活 2019年卒」特集の最後は、筑波大学学長補佐の落合陽一氏が語る就活論をお届けする。これからは仕事も趣味も生活も一体化した「ワーク・アズ・ライフ」だ、と語る落合氏の「就活論」とは──。

コミットメント格差

──リクルートの調査によると、売り手市場の影響もあり、学生の思考がバブル時代の価値観に戻っているのではないかという傾向が出ています。個人間で大きな差が付くのを避け、年功序列制を好みがちというデータもあります。
落合 平等の方がいいというのは、ベーシックインカムの考え方ですね。国立大の教員にしても、給料はみんな変わらないですから。