【3分解説】メルカリは「アマゾン」を超えられるか
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注目のコメント
メルカリが、経済圏の拡大を目的とするのではなく、
一人ひとりが自分らしさを活かして
新たな価値を生み出せる社会の象徴になることを願って。
それが、この「解説」の本当の「ミッション」でした。
日本は、少子高齢化、それに伴う構造的な人手不足、介護の問題など、
まさに「社会問題先進国」です。
これらの重大な社会問題の深刻さをリアルに想像したとき、
「日本の活路」は、もはや「生産性向上」にはなく、
「新たな価値の創造」が不可欠なのだと思います。
同じように、欧米のプラットフォーム企業が設定したゲームのルールのなかで「追いつき追い越せ」という方向性の先に、
人類史上初の大きな社会問題に他の先進国に先行して対峙しようとしている日本の「活路」はなく、その「活路」は、
日本の強みを活かした日本発のモデルや日本発のゲームのルールを作り出すなかにしかないのではないでしょうか。
欧米プラットフォームの輸入モデルから
日本発のプラットフォーム輸出モデルへと
転換することが必要だと思うのです。
そんななかで、「生産性向上」ではなく「新たな価値の創造」、「欧米プラットフォームの輸入モデル」ではなく「日本発のプラットフォーム」として期待されるのが、メルカリではないかと考えています。
解説では、「メルカリ革命」の本質を「3つのパラダイムシフト」ということでまとめてみました。メルカリが創造した、誰もが買い手になり、作り手になり、売り手にもなれる世界。さらには自分のアイデアと才能次第で、トイレットペーパーの芯まで売れる世界。自分のスキルを誰かにシェアすることで新たな価値が生み出される世界。
メルカリが、経済圏の拡大を目的とするのではなく、一人ひとりが自分らしさを活かして新たな価値を生み出せる社会の象徴になることを期待しています。メルカリをすごく応援してますが、一方でここで田中教授が書かれていることはすでにアリババが中国で実現していることでもある。
重要なことは、「その先」に行けるか。
「学ぶ」は真似るから始まるので、まずはキャッチアップし、「その先」を作れる会社にぜひなってほしいです。
<追記>
最近自分がコメントした会社も含め、
世界で同時多発的に同じような時代にあったビジネスを考えているベンチャーを日本でも見かけているのですが、話してみると最初から世界目線で見ている人が圧倒的に少ないです。
実は中国もなのですが、中国は自国の成長だけで世界Topになりうるというところが違うので、ぜひ山田さんのように世界的なビューを持てるようになってほしいです。
私がDeNAの中国で頑張っている理由の一つは、
日本のベンチャーに、海外でも勝ちうることを、100のロジックより、一つの成功例を見せたいと思っているからです。
一つの成功例、一つの希望が人を動かすと信じてます。思考を飛躍させた可能性の議論としては大変面白かったですが、ベンチャーの資金調達の際に最後の方に数枚つける内容という印象でなかなか実現されるイメージは湧きにくい
保有資産ベースでの信用スコアは、保有資産を全て写真を撮ってアップロードしないといけないですし、いくら資産を持っていても多重債務者には貸せません。資産も保全しないといけないですし。
最後の一億総商人ってのも、「やれる」のと「やりたい」のとは別だよね、という典型で人間、時間も限られる中でわざわざ中古品を売ることをするのはそんなにはメジャーにならないように感じます
考えが狭いだけかもですが、思考の足跡として残しておきます