【長瀬次英】多様な時代になぜ私は「良いスーツ」を着るのか
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注目のコメント
ビジネスマンの装いは、「機能性」だけでなく「キャラ設定」を踏まえて決めるべきです。「キャラ設定」とは、自分が周りからどう見られたいかというものです。
私の場合は、普段大手金融機関や機関投資家のプロ、若しくは重要パートナー企業のシニアな方とお会いすることが多いので、華美に映らないよう、そしてかちっとした雰囲気を纏うことを自身の基本的な服飾戦略としています。そのため、
・スーツは、上質な生地のオーダースーツ(値ははるけど、必要な投資)
・使用するバッグは、世界の金融街でよく見るような肩から掛けるTUMIのバッグ
・腕時計は、ノーブランドでおとなしい物着物もそうですがスーツも非合理、ネクタイなんか実用性ゼロ。
しかしゆえに価値がある。合理の世の中こそ伝統や文化の価値が一層高まる。
ところでシリコンバレーはTシャツ文化と思われてますが、シリコンバレーのベンチャーキャピタルは100%スーツです。アクセラレータやシード・マイクロVCは例外、それ以外のちゃんとしたVCは全員スーツ。あのアンドリーセンですらそう。自由と革新のシリコンバレーを牽引する彼らが。象徴的ですよね。私自身、(女性ということもありますが)スーツを着る仕事ではないので、おふたりの「スーツ論」はとても興味深かったです。
ワードローブを棚卸しすることで、自分らしさや価値観のようなものを見つめ直す機会になる、というのは本当に納得。
それをしないから、いつだって服がクローゼットから溢れて、似た服ばっかり買っちゃったりするんですよね。。苦笑
ちなみに、NewsPicks Brand Designでここまでちゃんと「ファッション」を扱うのははじめて。
私は女性誌での仕事が長かったので、なんだかちょっと懐かしい感覚が戻ってきた撮影現場でもありました。
今回は特に写真に凝っているので、記事だけでなくそちらも楽しんでもらえると嬉しいです。