[東京 12日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比356円90銭高の2万1826円10銭となり、大幅続伸で始まった。9日発表の2月米雇用統計を受けてインフレ懸念が緩和。米国株が大幅高となった流れを引き継ぎ、東京市場でも主力株中心に買いが先行した。寄り後に上げ幅は400円を超えている。東京エレクトロン<8035.T>、ファーストリテイリング<9983.T>など指数への影響度が大きい銘柄の上昇が目立つ。東証33業種はすべて上昇。石油・石炭、鉱業、機械、ゴム製品などが上昇率上位に並んでいる。