世界初、ブロックチェーン技術活用で不動産賃貸契約の情報システム
Newsweek日本版
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注目のコメント
こういう分野は、先端技術を駆使したプラットフォームを最初に作りあげたところが有利。
賃貸物件をめぐる取引の現状からすると、まずはいかにして正確な情報をリアルタイムで流通させるかがカギ。僕は情報の流通経路では最上流にあたるオーナーの立場ですが、入居者様の募集情報を流す際、管理会社や仲介会社を経てネット上に情報がアップされるまでの過程で感じるのは、情報が下流まで流れてエンドユーザに届くスピードの遅さや、伝聞によって情報に誤りが混入してしまう頻度の多さ、最新情報への更新がなかなか隅々まで行き渡らないもどかしさ、そして何よりも、仲介会社それぞれが独自の基準で情報を登録するため、同じ物件なのに徒歩分数ですらバラバラになるという実態などです。契約段階では細部の情報確認が必要となるため、ともすれば事前情報との間で行き違いになってしまうことも宿命のように感じることがあります。最初から(募集の段階から)契約条件をすべて開示してしまえばいいのにと思うこともしばしば。
スマートコントラクトの時代なると、住まいを借りるという実世界での体験がデジタルの世界でも手に取るように正確に理解できるようになってほしいし、保証契約や保険契約なども1回の手続きで同時にできるようになってほしい。
それと同時に、これまで割り切ってきた「きめ細かな」取り扱いが手間をかけずにできるしくみにも期待しています。例えば家賃は月単位で決済ですが、手続きの大半を自動化できれば、日単位で課金していくしくみだって簡単にできるかもしれませんね。