Soup Stock Tokyoを生んだ企画書「スープのある1日」

2018/4/30

「なんでこうなっちゃうの？」

KFCでの新しい事業プランを構想しているときに、外食産業に対しての「どうしてこうなっちゃうんだろう？」という、素朴な疑問が生まれました。それはいらだちとも言えるものでした。

周囲の環境にそぐわないド派手な電飾看板や、体に悪そうな印象を与えるメニューなど。もっと低投資でも、感度の高い提案をしたい。

そう考えていたある日、友人と食事をしているときに突然、一人の女性が温かいスープを飲んでほっとしているシーンが思い浮かびました。

コメント

注目のコメント

• 上田 真緒

  PIVOT エグゼクティブ・エディター

  ・2018年04月30日

  【第10話】アートの話題が続いたスマイルズ社長・遠山正道さん。いよいよ「Soup Stock Tokyo」を立ち上げます。企画書のタイトルは「1998年 スープのある1日」。かつて三菱商事で書いたものと同様、物語仕立てです。
• 横田 響子

  コラボラボ（女性社長.net） 社長／お茶の水女子大学客員准教授

  ・2018年04月30日

  物語仕立ての企画書。必見です。
  SoupStockはペルソナも具体的に描かれている企業例にも上がるし、女性の心を掴むストーリーがある。少しヒットすると真似た形態が多く出現するが、元祖には魂が込められている。あるヒットメーカーの女性起業家が、「元祖だから」と選ばれるケースがちゃんとあるのもうなづける。
• 岡村 雅子

  creative boutique をかし クリエーティブ•ディレクター、サッカーライター

  ・2018年04月30日

  “ジャガイモの皮がガス台の下に落ちたとき、「おやじが今、この場面を雲の上から見ていたらまずいな」と思ってガス台の下にもぐり、ジャガイモの皮を拾いました”
  品性は、家族から養われるものですね。
  
  Soup Stock Tokyo は好きなお店です。人生で物理的に一番忙しかった2001-2003年ごろ、食事だけはちゃんとしなきゃとよくお世話になりました。温かく五臓六腑に沁み入る味に救われたなぁ。今ではJALの空港ラウンジでゆっくり啜っては元気をもらってから、フライトに乗ります。一種の儀式ですかねー