【新】愛称は“必殺仕事人”。政界の名門「福田家」を継ぐ男
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「いやぁ、どうもどうも」。のっけから福田さんはフランクでした。福田さんのジョークで場がなごみ、なんだか取材というよりも雑談をしているような気にさえなりました。政治家の方のインタビューでここまでフランクなのは初めてでした。
ただ政策の話になると、とたんにグッと目に力が入り、ロジカルに持論を語ります。なぜ自分が政治家になったのか、何を目指しているのか。ビジネス経験をもとに語られる政策や国家観は、どれも興味深いものばかりでした。
何かにつけて話題になる「小泉家」に対して、「福田家」には少し地味なイメージがあるかもしれません。しかし、政界においては名門中の名門。唯一、親子二代で総理大臣を輩出した「家」でもあり、自民党内では福田さんを将来の首相候補に推す人も少なくありません。名門を継ぐ男は、一体どんな人物なのか。本日から3日間で、その実像に迫ります。取材に同行させていただきました。
福田さんは、本で読んでいたクールなイメージとは裏腹に、政治家でありビジネスマンの熱さがある、素敵な方でした。
田崎さんがインタビューされた、農政改革についての著書
「小泉進次郎と福田達夫」http://amzn.asia/2UBOVOB
を読んだときは、福田さんは、クールな人なのかなと思っていたので驚きでした。
そして、私自身、福田さんにお会いして「国政の未来は明るいな」と。今後の活躍に期待したいです。生まれ育った環境は価値観に影響を与えると思う(個々人それぞれで、影響の強さの違いや、その受け方の違いはもちろんある)。
その観点で、政治家一家で一種政治から切り離されようとして育てられたが、一方で実際としては切り離すことができず、さらには民間の経験をもって結果論政治家になったというのは、社会を構成する様々な要素の原体験を結果論として持っていると感じた。かつ原体験があっても、ちょっと引いた身から始まっているから、客観的に見れる。
ちなみに、福田康夫元首相も、丸善石油(現コスモ石油)を経て、政治家となった。