スバル車のボンネットに穴があるワケ そもそもなんのための穴なのか
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水平対抗エンジンは、構造上高さは低く作れる代わりに、幅と長さは大きくなりがちです。
ちなみに、ポルシェは後ろにエンジンを積んでいるので、リアハッチに空気穴があります。
インタークーラーは結構場所をとるので、比較的空いてる空間に収めるしかありません。
そうするとどうしても、エンジンとボンネットの間に置くことになります。
フラット4のFF方式を作り続けている唯一のメーカーとして、スバルさんには頑張って欲しいです。
注目のコメント
実は、一番最初にEJ20ターボを搭載した、初代レガシィのセダンは、水冷式インタークーラーなので、ボンネットの穴は意味の無い飾りでした。
その後スバルターボ車のアイコンになってしまった為、空冷式インタークーラーにしたのだと思います。その方が簡単ですしね。
また、ボンネットの穴からの空冷式クーラー、実はあんまり冷えません。
空力考えれば当然で、アソコから空気取り入れはあまり増やしたくない。
やっぱエンジン前置きインタークーラーが一番冷えますから。
だからみんなやらないんですよ。
最近のダウンサイジングターボ車はみんな前置きです。
スバルのレース車両もインタークーラー改造OKな場合は前置きだったりします。
ホント言うとスバルの水平対向エンジンはクランク軸が高い位置にあるため、あまり低重心ではありませんし、ジャイロ効果もキャンセルしにくい。
ホントはエンジン低くしたいんですけど、エキマニからフロントパイプに続く排気管はエンジン下とフロントドライブシャフトを避けて通したいので、できないんですよね。
同じ水平対向エンジンでも、ポルシェ911はリアエンジンで邪魔する物が無く、排気管取り回しも楽で低く積める。
この差は非常に大きいです。
〈追記〉
あ、低重心の話については斎藤陽さんもコメントされてました。
そう言いながらも、当方過去穴あきボンネットのスバル乗りでしたので、念のため。