【新著プレゼント】経済学と医療、介護を読む

2018/2/27
NewsPicksで活躍中のピッカーのみなさんが手がけた書籍をご紹介する「Pickers' Book Releases」。今回紹介する書籍は、2018年1月に出版された『ぼくらの未来をつくる仕事』『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』『経済学は役に立ちますか?』の3冊です。

なぜ今、この作品を書いたのか。どんな読者に届けたいのか。3人の著者からそれぞれメッセージをいただきました。

各書籍のプレゼント企画もございますので、詳しくは本記事の最後をご覧ください。

現場の声から医療を身近に

『ぼくらの未来をつくる仕事』著者・豊田 剛一郎さん:
医療に人が興味を持つのは、ご自身や周囲の方が病気になった時だと思います。でも実は健康なうちからもっと医療を知ることが、いざという時に「納得できる医療」を受けるカギになると思っています。自分が医師として現場で感じたリアルなエピソードなどを本にすることで、多くの方に医療を「自分ごと」として感じてもらえたらと思いました。
医療というレガシーな業界でベンチャーが変化を起こしていることが、様々なしがらみがある中で働く人の勇気になればと思ったのも理由です。“心の火”さえあれば、医療という規制の多い業界でも「未来をつくる」仕事ができる。自分の本が、誰かにとって一歩踏み出すキッカケになればと思い、執筆を決めました。
【こんな方にオススメ】
大病を患っていなくても、医療に疑問を感じたことがある人は少なくないと思います。病院で何時間も待つのは何でだろうとか、風邪ひいたのに何故お薬をくれないんだろうとか。そんな人に手に取ってもらえると、その理由が少しご理解いただけるかもしれません。医療について考えることは、今後のご自身の選択を変えますし、国全体の医療が変わる第一歩にもなります。
医師からベンチャー経営者になったと言うと驚かれますが、僕は自分がすべきことを信じて一歩踏み出すことが、人よりちょっと得意なのかもしれません。こうした考え方も紹介しています。「こんな考え方もあるんだ」と、日本の未来に関わる仕事をする方のヒントになれば嬉しいです。

ビジネス目線で介護離職を考える

人類史上かつてないほど、介護離職のリスクが高まっています。自分には関係ないと思っていても、介護はある日突然はじまります。
現代の介護は(1)兄弟姉妹が少ない(2)専業主婦が少ない(3)義理の両親の介護をするという価値観が少ない、という具合に、過去とは大きく異なります。新しい介護の常識を知らないままに介護に突入するのは危険すぎるのです。
【こんな方にオススメ】
特に男性のビジネスパーソンに読んでもらいたいです。現代の介護では、男性のほうが破綻しやすいからです。介護に関する本は多数あります。
しかしその多くは福祉目線からのものであり、ビジネス目線からのものは皆無と言っていい状態です。本書は、介護離職を避けるという目標をずらさずに、本当に優れた介護を実現するための具体策をビジネス目線から考えるものです。

経済学の考えを身につける

『経済学は役に立ちますか?』共著者・大竹 文雄 さん:
経済学に対する誤解を解きたい、というのがこの本を書くことになった一番の動機です。経済学はお金儲けの仕方を研究する学問だと思っている人が多いと思います。実際、経済学者に対する一般の人からの質問で一番多いのは、「どの株を買えば儲かりますか?」というものです。
それも経済学の研究テーマの一つですが、経済学の大きなテーマは人々がより幸福になるために社会の仕組みをどう変えていけばいいかということを考えることです。そして、その考え方は、経済政策だけではなく、会社の業務や日常の生活にも役立ちます。でも、それを私のような経済学者が主張してもなかなか説得力がありません。
経済学者でありながら、政治家も経営者も経験された竹中平蔵さんと具体的な政策課題について議論をすれば、経済学的な考え方がいかに役立つかを説得力を持って示すことができるのではないか、ということで、二人の対談を本にすることになりました。対談を読めば、金融政策、働き方改革、移民問題など重要な経済政策に対する経済学的な考え方が、自然に理解できると思います。
【こんな方にオススメ】
どの学部に進もうかと悩んでいる高校生とその親、学生時代に経済学を学んだけれど全く役に立たなかったと思っている人、経済のことに関心があるけれど経済学の教科書をいきなり読むのは難しそうだと思っている人に読んでもらいたいです。
また、他学部生から「経済学って何?役に立つの?」と聞かれた時に、きちんと説明ができるようになりたい経済学部生や、経済学が面白くないと思い始めた経済学部生に読んでもらいたいです。

各書籍を3名にプレゼント!

今回紹介した書籍は、抽選で1書籍につきそれぞれ3名の方にプレゼントします。
詳細・お申し込みは、下部のお申込みフォームからお願いいたします。また、「Pickers' Book Releases」に著書の掲載をご希望の方は、こちらから必要事項をご記入しお送りください。内容を拝見して、担当者からご連絡させていただきます。
【注意事項】
・当選された方には、本アンケートにご登録いただいたメールアドレスへご連絡いたします。
・ご登録内容に誤りや漏れがある場合、無効となりますのでご注意ください。
・当選に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。
・やむを得ない事情により、プレゼントの内容は予告なく変更となる可能性があります。

※ご入力いただいた個人情報は「賞品の発送」に使用するために、各書籍の出版社に通知させていただくなど、抽選で当選された際の連絡以外の目的では使用いたしません。
※ご応募はお一人につき1回のみ有効です。