【ゲイツ×ピンカー】知の巨人が語る「人類の進歩」
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注目のコメント
--- 60代の人間が経営しているハイテク企業なんて、願い下げじゃないか。少なくとも私はそんなことはやりたくなかった。
マイクロソフトを辞めたのは53歳の時だった。でも、45歳のころにはマイクロソフトの仕事はパートタイムになっていて、世界の健康問題やワクチン、アフリカについて学んだ。 ----
自分の歳になるとこれにはぐうの音も出ない。ゲイツは雲の上過ぎてその人生はあまり参考にはならないが、彼の考え方や読書感想は参考になるのでブログ等はチェックしています。もっとも自分含めほとんどの現役世代であり、普通の人にとっては、下記のほうがより重要なのだろうと思います。
--- 20代の若者にとって、昼も夜もソフトウェアを書くことは、人類の福祉に貢献する最善の方法かもしれない。 ----でも私が聞きたいのは、現代の排他的な部族主義についてなんです。科学と理性は本当に部族的な思考を切り離すことができますか?
ピンカー:理性の最大の敵の1つは部族主義だ。
人はある思想に従うと、先入観を裏付ける証拠を取り上げ、それに反する証拠を除外する。
多くの学者が気候変動の否定は科学的な知識の欠如によるものだと考えているが、実は科学的な無知とは全く関係がない。人間が気候変動を引き起こしたことを信じる人は、それを否定する人たちよりも、気候や科学について知っているわけではない。
それは左翼対右翼という位置づけとほぼ完全に相関している。より理性的な方向に向かう動きは、それらを切り離し、証拠によって、最適な政策のあるべき姿を明らかにするだろう。人類は良い方向に進んでいると信じています。
平和になればなるほど、暴力に敏感になる。
健康になればなるほど、添加物に敏感になる。
清潔になればなるほど、汚れが気になる。
知識があればあるほど、ちょっとした間違いが気になる。
どうありたいのか。
現在の状態はどうなのか。
冷静に見極めていきたいですね。