米国株が上昇、市場に一定の安心感
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先月、ゴールドマン・サックスが投資家へのレターの中で「今後数カ月に世界の株式相場が10ー20%下落する兆候がある」と伝えていましたが、その通りになってますよね。
彼らの読みが正しいとすれば、単なる調整に留まる感じで、30%を超えるような大暴落にはならない、と捉えれますね。
まさしく買い場?ダウ+1.38%、S&P500+1.49%。上がったものの、ダウでは14時前には-2.1%まで下がっていたり、日中値幅が1000ドル以上と相変わらずボラタイルな相場。
WTI原油は2ドル下がって59ドルと、60ドル割れ。なのでセクター別にみていくと、エネルギーだけが下がり、それ以外の業種は上がっている。反発が大きいのはテック(+2.45%)、不動産(+2.35%)といったところ。
個別株ではMattelが+7.94%、あとはここしばらく弱かったテック系も強めで例えばAMATは+5.09%。下がったところでは決算が毛嫌いされたExpediaが-15.47%、TripAdvisorが-4.34%、Pricelineが-2.27%と連れ安。
VIXは多少下がって29.06。長期金利は微増の2.86%だが株価が下がっていた時には2.8%割れしていて、価格変動と併せて多少株・債券間の資金移動が日中でも起こっていた?
金価格は相変わらず比較的落ち着いていて、ボラが上がっている笑いに金にはシフトしていない。
CME日経平均先物は、終値から約150円安程度。そろそろ3月末の配当分が先物は入らないので、それが意識されて安く推移するフェーズ。今年の3月の落ち分がいくらか分からないが、ざっくり200円程度かなぁと思う。そういう意味では、ほぼ変わらずといったところだと思う。
ただ、昨日の終値時点ではダウ先物は+230ドルだったのに対して、実際は330ドル上げたので、一定連動すると仮定すると、もう少し先物が上がっててもいい気はするが…