【直撃】EVのパイオニア日産が、あえて電池を手放したわけ

2018/2/17
今年1月のある週末、神奈川県横浜市の日産自動車本社から、クルマを走らせた。日産が2017年9月、7年ぶりにフルモデルチェンジした電気自動車(EV)、新型「リーフ」だ。
次世代エコカーの本命として、いちはやくEVに舵を切った日産は2010年、初代リーフを投入。しかし、当初想定していた2016年までの累計販売150万台(アライアンス合計)に対し、実績は35万台。まさに鳴かず飛ばずだった。