アリババと鴻海、中国EV新興企業への投資を発表
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注目のコメント
こちら、ドイツ・マインツ。EV関連電池カンファレンスです。この分野、定点観測していますが、日系はいつまでたっても研究者&「業界全体のお客さん」という立場。一方、中国企業は着実に学習し、積極的に人脈を築き、そして業界中心でマネタイズしていく。EMSとしての鴻海、さらにアリババの狙いは
「決済」を出口戦略とした統括的な移動体の事業化でしょうか?
日本の自動車OEM、ティア1はどうしても、EV事業を俯瞰することが苦手なようで。
こちらでも、全固体電池の議論も結構ですが、マネタイズです、なにはともあれ。てっぺんに君臨するBYDのみならず、新興スタートアップがNIO、BYTONそしてこのXiaopeng始め複数あり、少なからずファンドレイジングもついている中国EV業界の層の分厚さ。そして投資家にはアリババ、テンセントの2強が必ず入っているITと製造業・自動車産業の融合。
中国が世界のネクスト自動車産業のトップ集団に、既に大手をかけている格好です。人がいてカネがあって、さらにどんどんノウハウを身につけていく。日本とはスピード感が違いますね。ひとつの目標に向かってベクトルを集中させるととんでもなくモノゴトが前に進む予感がします。