仮想通貨取引所コインチェックで不正引き出し被害か
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仮想通貨取引所コインチェックで、NEMという仮想通貨が600億円くらい盗まれたという、あまりに歴史に残る大事件のニュース。色々と見てまわったり確認したりするところだと、盗難されたことはほぼ確実で、取引所におけるマルチシグによる高いセキュリティでの管理をしていなかった可能性が指摘されており、ハッキングによる被害だとしても、責任の所在については今後さまざまな議論が巻き起こりそうです。仮想通貨NEM自体のセキュリティホールなどによる事案ではなく、あくまでも個別取引所における管理体制が争点となりそうです。
注意喚起のためにPick。不正引き出しかはまだ分からないが、現在出金停止中。
下記がコインチェックの随時更新されているブログだが、16:33時点での最終追記ではXEMだけでなく『JPYを含め、取り扱い通貨全ての出金を一時停止しております』とのこと。
https://coincheck.com/blog/4671
<追記>17:23追記ではBTC以外の売買を一時停止、とのこと。<追記終>
16時くらいから各種仮想通貨が思いっきり下落している。通貨によって違うが、-10~-20%の下落。
http://sekai-kabuka.com/bitcoin.html
bitFlyerでは、『15 時 28 分頃から当社サービスの一部においてお取引しにくい状態が続いておりますが、本事象はハッキングによるものではございません。引き続き、復旧作業を続けております。』とのこと。
https://twitter.com/bitFlyer/status/956790302966099968
現時点で、不正引き出しなのかの判断は全くできないが、参考までにこういう記事が山本一郎氏から出ている。
https://newspicks.com/news/2778304ccはマルチシグを利用していなかった、との指摘もあります。マルチシグならばハックによるxemの不正引き出しはほぼ回避できるので、本当にやらずに被害を受けたのだとしたら、ccの落ち度ですね。
NEM自体のセキュリティに瑕疵はなく、そのような報告も財団に全くされていないので、これだけは混同しないようにしましょう。
いずれにしても詳細の発表待ちですね。
追記23時49分
cc会見を見ました。xemのみ不正引き出し、580億円。当時残高はオールホットウォレットにあった。財団や他の取引所とアドレス追跡を開始。顧客への補償は検討中、ccの財務内容でどこまでまかなえるかも確認中。