メールよりも面と向かって話を聞くほうが34倍効果的 デジタルとアナログが融合した次世代マーケティングの方法
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元論文は
Ask in person: You're less persuasive than you think over email
M. Mahdi Roghanizad, Vanessa K.Bohns
https://doi.org/10.1016/j.jesp.2016.10.002
ハーバード・ビジネス・レビューによる日本語の紹介記事はこちら
何かを依頼したときの成功率は対面がメールの34倍だった
2017年06月26日 バネッサ・K・ボーンズ
http://www.dhbr.net/articles/-/4902
ですね。アンケート調査依頼を見知らぬ人に対面でお願いした場合とメールでお願いした場合とで、回収率が34倍になったとのこと。
そりゃ、対面でアンケートをお願いされれば断わりづらいですよね。人間は目の前の人には協力的になってしまう性質があります。
そのことをもって、
"面と向かって話を聞くほうが34倍効果的"
"「同じ内容を、人と会って口頭で言われるのと、メールの文章に書いてあるという両方があったときに、どちらが自分の体の中に残りますか?」ということなんですけど。"
などと勝手に曲解してしまうのは、誤引用の領域に入りますね。「34倍」という数字だけひとり歩きしてしまう危険が大きいです。
面と向かって講演する場合は影響力が大きいのですから、正確な話しをして頂きたいものです。